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自動車業界コラム

持続的発展へ多様なサポート
創業74周年の札幌トヨタ自動車(中島好美社長)は、自動車販売業などを通じ地域社会の発展に貢献してきた北海道で最も歴史のある新車ディーラー。「人は宝」「人材教育は企業の根幹」を社風とし、企業の持続的発展のため人材育成に向け多様なサポート体制を整える。ニューノーマル(新常態)時代を迎え、新価値創造にいち早く取り組む。
1946年の創業以来、新車ディーラー、レンタカー・カーリース、産業車両、自動車学校など自動車ビジネスを中心に16社で構成する札幌トヨタグループの中核。新型コロナウイルス禍で世界が一変する中で「自動車の存在」を柱に、北海道のカーライフをリードするパイオニアとしてニューワールドの未来を切り開く。
 高いESが顧客満足につながり、選ばれるディーラーであり続ける。政府の働き方改革、社会の変化に柔軟に対応を進める。火曜日の全休と連休を導入した。IT機器活用による出退勤管理システムの本稼働で労働時間と休日の適正な運用・管理意識が上がり、退社時間が短縮している。
今年の全社方針の一つに「変革に挑戦!働き甲斐のある仕事へ」を掲げる。従前の仕事のやり方など固定概念にとらわれず、「観察・検証の上で状況判断し、変革を実行する」ことで全社一団でより良い会社を目指している。
また、正社員登用制度によって、今年も契約社員から5人を正社員としたほか、同時にアルバイトから契約社員への登用も実施した。生活習慣病予防検診の対象を40歳以上から35歳以上の社員に拡大した。
研修・教育に関する制度や体制の充実はESに不可欠といえる。トヨタ自動車の検定プログラムに加え、札幌トヨタグループの合同研修が職種別と資格別に用意する。また、若い社員に魅力ある企業であるため新築の独身寮を増やし、札幌市東区に「STドミトリー美香保」、苫小牧市に「STドミトリー苫小牧」に加えて札幌市西区に「STドミトリー西野」が完成した。
新型コロナウイルス対策として①ウイルス感染症対応マニュアルの作成展開②健康管理シートに基づいた社員の健康管理③社員着用マスクと店舗設置消毒剤の配布―などに取り組み、緊急事態宣言に基づくサテライトオフィス化も実施した。
同社の採用を担当するグループ会社エステイヒューマンサポートではweb面談による企業説明会を開始している。
☎011-520-6101

※日刊自動車新聞2020年(令和2年)6月23日号より