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自動車整備学校インフォメーション

〈トピックス〉埼玉自動車大学校

実習場のリフトに大型モニター

埼玉自動車大学校(金子勉校長、埼玉県伊奈町)は、 実習授業で学生の理解度を高めるため、 2019年度から 実習場のリフト計27台にそれぞれ、大型モニターを設置して授業を実施している。スキャンツールの画面や小さな部品の映像もモニターに大きく映し出される。
たちは モニターに映し出された車両の諸元、 診断機による車両状況、 整備内容等の指示を見ながら作業を進めていく。 リフトによって実習用車両の車種が異なる場合があり、おのずと整備要領も異なることが発生する。導入前のように、全員が集合して指示を仰ぐといった形が必要なくなり、 班ごとに一つひとつ、繰り返し確認しながら進められることでミスをなくすこともできる。また、新型コロナウイルス対策の一つとしての三密を避ける効果にもつながった。

埼玉自大では、毎年開催の「埼自大祭」の中で、「学生技能コンクール」を実施しているが、ここでも大型モニターを活用している。各モニターには、選手たちの作業状況が映し出されるため、間近で見ることができない人たちもモニターを通して選手たちの白熱した競技を見ることができた。

※日刊自動車新聞2020年(令和2年)10月29日号より