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仕事研究コラム

関東 自慢のメカニック特集(夏)~高まる役割 命預かる重要性は不変

研鑚重ね水性塗料でも「納得の色」

千葉マツダ オートボディアートファクトリーペイントスタッフ 吉武 秀朗 さん

オートボディアートファクトリー(ABAF)は、千葉マツダが2014年に開設した最新設備の板金塗装(BP)工場だ。ライン化の導入による作業効率の向上とともに、環境を重視した水性塗料の導入に積極的に取り組んでいる。
ABAFには、県内の各拠点からさまざまな状態の車両が集まる。その塗装部門で中心的な役割を担うのが吉武さんだ。得意分野は板金だが、水性塗料への対応という新たなチャレンジに向けて、入社14年目のベテランがその推進役を任された。
 自身もその期待に応えようと研鑽を重ねる毎日を送る。有機溶剤を使用しない水性塗料には油性塗料とは異なる勘どころがある。そこをきちんと押さえた上で「マツダ車には色にこだわるお客さまが多い。そうした要求にしっかり応えられるクオリティーを出せるよう常に意識しています」と話す。
父親が「ロードスター」に乗っていたこともあり、マツダ車は子どものころから身近な存在だった。入社後は一般整備のメカニックを経て、かねてから希望していたBPに移った。「ここに持ち込まれるクルマに1台として同じ状態のものはありません。その意味でBPは〝一期一会〟の仕事です」。吉武さんは車体整備の仕事の魅力をこう表現する。
超高張力鋼板の採用拡大や電子制御装備整備への対策など、車体整備に求められる技術は高度化が進む。こうした変化に対応するためにも「それぞれの自己技術の向上が工場全体の技術向上となり、それがお客さまの満足につながる流れが大事になります」と話す。次代のBP工場を担う一人として「研鑽と育成にこだわりたい」と前を見据える。

プロフィール

千葉県自動車整備専門学校卒。2006年入社。家では3児のお父さん。サバイバルゲームと釣りが趣味。君津市出身。36歳。

会社概要

〈会社概要〉▽設立=1953年4月11日▽本社=千葉市稲毛区長沼町333-3▽代表者=大木康正社長▽従業員数=615人▽拠点数=新車・中古車27、板金塗装工場1