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モータースポーツトピックス

神奈川トヨタ
新人エンジニア研修に活用

日常では得られない体験機会提供

神奈川トヨタは、新人エンジニア研修に自社が取り組むモータースポーツ活動を活用している。同社レーシングチームの観戦を通じ、クルマの可能性やモータースポーツの興奮を肌で感じるとともに、クルマの楽しみ方を提案し続ける同社の取り組みについて、理解を深めてもらう狙いだ。
同社の参戦体制は、「GR86/BRZカップ」ではドライバーにプロドライバーの元嶋佑弥選手、高橋知己選手を起用し、レース車両のメンテナンスは同社の「GRガレージマスターワン東名川崎」のメンバーが担当する。また、同レースに参戦する同店のユーザーについてもサポートしている。一方、「ヤリスカップ」はドライバーおよびエンジニアを社内公募し、完全な社員チームで参戦している。
7月、富士スピードウェイで開催されたワンメイクレースを観戦する研修プログラムを実施した。新人エンジニアは自由にサーキット内を見学できるほか、パドックで参戦車両をメンテナンスする同社エンジニアの〝技〟を目の当たりにするなど、日常では得られない体験機会を提供している。店舗以外にも活躍できるステージがあることで、エンジニアにとってスキルアップへのモチベーション向上につなげる考えだ。

※日刊自動車新聞2022年(令和4年)7月21日号より