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先輩社員の声

高齢者が安心して購入できる環境を

神奈川トヨタ

ユニバーサルモビリティ部 ユニバーサルモビリティ室

佐藤 茜さん
都丸 美里室長
田中 加奈さん

神奈川トヨタは、高齢ドライバーが安心して運転を続けられる環境作りに力を入れている。取り組みを推進するのは、ユニバーサルモビリティ室の都丸室長、佐藤さん、田中さんの3人だ。

高齢ユーザーのクルマの購入後、家族やスタッフの間で起きるトラブルに対し、都丸室長は「高齢の方に安心して購入いただけるエビデンスが必要」と判断。「現場の困りごとに、本部社員がともに汗をかき問題を解決したい」と、神奈川県警察本部に働きかけた。75歳以上のドライバーは免許更新時に認知機能検査の受検義務があるが、更新は3~5年毎となっており、その間に運転に必要な機能が低下していないかを知る機会がない。

そこで、認知機能検査と同等の模擬試験の場を設け、次の免許更新まで安心してハンドルを握ることができるようにサポートしていく。また、独自のプログラム「運転ヘルスチェック」(商標登録申請中)を開発。安全運転には欠かせない視力、聴力の確認や、神経シゲキ体操など運転時の振り返りがセットされている。都丸室長は「人間ドックのようなイメージで1年に1回確認の機会を提供したい」という。室員の田中さんは「この体操によって運転の誤操作などを未然に防ぐことができれば」と思いを話す。佐藤さんは「参加者が楽しいと感じられる時間にしたい」と、雰囲気づくりに気を配る。

「全てのお客さまの安全安心なクルマ生活の、始まりから終わりまでをサポートしたい」(都丸室長)との思いが、クルマを売るという従来の自動車販売店の枠を超え、新しいモビリティにおけるソリューションサービスを提供するエネルギーとなっている。

プロフィール

都丸室長(写真中央)=佐賀女子短期大学卒、2014年入社。佐賀県佐賀市出身。好きなものを好きなだけ〝食べて飲む〟。
田中さん(写真右)=帝京大学卒、21年9月入社。静岡県藤枝市出身。自転車で出かけた先での〝食べ歩き〟。
佐藤さん(写真左)=日本体育大学卒、15年入社。神奈川県座間市出身。好きなものを〝たくさん食べる〟。