山梨トヨタ(佐々木宏明社長)初、第1回全国トヨタ販売店サービス技術コンクール北関東地区大会で優勝。同社の歴史、さらにトヨタ店専売車(当時)だったトヨタ自動車の「セルシオ」や「クラウン」などフラッグシップモデルの最新技術に触れてスキルアップできるのが魅力で入社。
同社は現在トヨタ、レクサス、フォルクスワーゲン(VW)の全3ブランドを扱う。同社サービス部門の小澤正貴常務は「整備の標準作業や動作ができるようステップ教育に取り組む。また技術情報の展開、店舗の巡回で作業を確認しエンジニアの進捗状況を把握」と整備士教育は手厚い。
そしてトヨタのエンジニア最高峰トップクルーに三枝さんも10月挑戦する。「幅広い技術知識はもちろん、お客さま応対や後輩指導も必要。講習もありトレーナーがバックアップしてくれる。勉強することで知識もつく」とスキルアップを目指し、さらなる顧客の満足に貢献するのが目標。
メカニックを志したのは高校生の時。オートバイを自分で整備することになり、メカニックは楽しいと感じた。車も好きで将来は整備の仕事に就きたいと進路を決め、現在は車検、法点と点検整備。また一般整備、故障診断など幅広く作業しリーダーとして技術のサポート役を担っている。
常に業務で心掛けていることは「どうすればこうなるのか、自分自身で考えること」とし、後輩にも指導している。そして「お客さまから感謝の言葉をもらったとき、お客さまが満足してくれることで自分のモチベーションが上がる。故障探求で解決したときは特にやりがいを感じる」と語る。