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自動車業界トピックス

国交省、スキャンツール補助金の予算超過 10/10に公開抽選

国土交通省が電子制御装置整備の認証を取得した整備事業者を対象に9月19日から今月2日まで公募したスキャンツール(外部故障診断機)導入補助事業は、補助金申請の合計額が予算額を超えた。このため10日に公開抽選を行い審査対象者を選出する。公開抽選の実施は前年度に続き2回目となる。

公開抽選は国交省の職員らが立ち会い、10日午後1時半から都内で実施する。申請者限定で先着30人まで公開抽選立ち会いも可能。抽選方法は少ない抽選回数ですべての抽選順位を決める「一連番号方式」を採用し、公募予算を超えない範囲で審査対象とする申請を決定する。

抽選対象番号は、申請システムの新規利用登録時のログインID(20001から始まる連番)と、一級整備士の在籍事業者への優遇措置による追加番号となる。該当する追加番号は抽選実施前までに補助事業の専用ホームページ(HP)で公開。公開抽選の模様も専用HPでライブ配信する。

抽選結果の公表は11日以降で、専用HPに掲載するほか、申請者全員にメールで通知する。

補助事務執行団体によると、2日午後3時時点での申請件数累計は1440件、補助金交付申請額累計は2億705万4千円(いずれも速報値)だった。

補助事業の専用HPのアドレスはhttps://www.pacific-hojo.jp/

※日刊自動車新聞2023年(令和5年)10月4日号より