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自動車業界トピックス

電子車検証、1/4の交付初日にシステム処理で遅延

OSS申請データの集中で

国土交通省によると4日、電子車検証の交付開始直後にシステム処理で遅延が発生する障害が起きた。整備事業者など「記録等事務代行者」によるOSS(自動車保有関係手続きのワンストップサービス)申請データが昨年末までに大量に寄せられていたためで、同日中に処理遅延は解消したという。

また国交省は同日、スマートフォン版の「車検証閲覧アプリ」の対応OSで、配信先の公式ストアで記載内容に一部誤りがあったと発表した。「グーグルプレイストア」で、アンドロイドOSのインストール要件として「8.0以上」と表示されているが、正しくは「9.0以上」となる。すでに「8.0」でインストールしている場合はOSを9.0以上にバージョンアップする必要がある。また、アップルの「アップストア」では、iPad端末に同アプリがインストール可能な状態となっているが、iPad端末は同アプリの動作環境対象外のため、国交省はiPad端末にインストールしないよう呼び掛けている。

また、ウィンドウズ版の同アプリにおいては、「マイクロソフトストア」の「開く」ボタンを押してアプリを開こうとすると、「フォント」の設定画面が表示されてしまう不具合が発生している。インストール後はスタートメニューからアプリを起動する必要がある。

※日刊自動車新聞2023年(令和5年)1月11日号より