日刊自動車新聞社

企業の採用ご担当者の方は「モビナビの求人掲載」

メニュー

モータースポーツトピックス

栃木トヨタ 地元出身レーサーを社員に

新たにモータースポーツ情報発信拠点も

栃木トヨタ(新井将能社長)は、クルマの楽しさをユーザーへ伝え、地元のレーサーを応援する活動の一環で、2019年から栃木県内出身のレーシングドライバー鶴賀義幸選手を社員に迎え入れ、同社が2016年からエンジニアの技術力向上施策の一環として参戦している「トヨタガズーレーシング86/BRZレース」に社員ドライバーとしての参加をバックアップしており、今年は8ラウンドに参戦する。
また3月には、宇都宮市内で自動車チューンアップパーツや用品などを手掛けるジェームス栃木細谷店の2階に、地域のモータースポーツファンへの情報発信拠点「T2ファクトリー」をオープンした。鶴賀選手は普段、同店でユーザーにチューンアップパーツや、シミュレーターでドライビングテクニックのアドバイスなどを行いながらクルマの楽しさを伝えている。
同社の新井孝則副社長は「クルマ好きの方が、気楽にカーライフを楽しめる情報を発信していきながら、栃木トヨタのレース活動にも触れていただきたい」としている。
また同社では、2018年に同社が協賛するル・ボーセモータースポーツチームに、同社のエンジニアや営業などの社員が応援スタッフとして参加し過酷なレース現場を体験したつながりから、19年6月1~2日に開催された「ピレリスーパー耐久レースシリーズ2019第3戦 富士SUPER TEC 24時間レース」では、同社の既納客を対象に観戦ツアーを開催するなど、一般ユーザーにモータースポーツの楽しさを伝える活動を展開した。

※日刊自動車新聞2019年(令和元年)6月20日号より