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自動車業界トピックス

トヨタ、2021年の米国新車販売 GM上回り初の首位

前年比10.4%増、233万2262台

トヨタ自動車の米国新車販売台数が昨年、ゼネラル・モーターズ(GM)を11万台あまり上回り、海外メーカーとして初めて年間首位に立ったことが5日、分かった。豊田章男社長は同日、「『この町いちばん』『必要とされる自動車会社』を目指してやってきた結果だ。米国のお客さま、製造や販売に従事する米国の従業員にまずは感謝したい」と語った。

 トヨタの米国販売は233万2262台(前年比10.4%増)、これに対してGMは221万8228台(同12.9%減)だった。GMは1931年にフォード・モーターを抜いて以降、首位の座を90年間維持してきたが、昨年はコロナ禍での半導体不足の影響で大幅な減産を強いられた。トヨタを筆頭とする日本の自動車メーカーは米国勢に比べてサプライチェーン(供給網)への影響を抑えた格好で、日本の大手メーカー3社はいずれも前年比でプラスを確保した。ホンダは146万6630台(同8.9%増)。日産自動車は97万7639台(同8.7%増)を販売した。

※日刊自動車新聞2022年(令和4年)1月6日号より