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健康経営優良法人&SDGs

ホンダカーズ中央佐賀
社員と家族の健康「重要な経営資源」

社内のスポーツ活動を積極的に支援

九州ディーラー唯一 ホワイト500認定

ホンダカーズ中央佐賀(大橋友文社長)は、佐賀県全域と福岡県南部をテリトリーに地域密着の活動を展開している。「お客さまの信頼を得ながら会社が繁栄していくためには、社員の健康が第一」との考えのもと、社員想いの福利厚生と働きやすい環境づくりに力を注いでいる。
さまざまな活動が評価を得て、経済産業省らが顕彰する認定制度「健康経営優良法人(ホワイト500)2022」(大規模法人部門)を九州のディーラーで唯一取得した。さらに社員のスポーツ活動に積極的な企業を認定する「スポーツエールカンパニー」も21、22年

夢と希望を抱ける、存在感ある企業を目指し一致団結

と連続で取得。今夏には新基準で佐賀県第1号となる子育てサポート企業「くるみん」にも認定された。
健康経営の取り組みは18年に開始。健康宣言として①事業主自らが積極的に関与し、社員の健康づくりに取り組む②社員の健康課題を把握し、改善に向けた健康づくりに取り組む③保険者(協会けんぽ)と連携した健康づくりの実施―を社内外に発信した。経営理念とする「生きがいの創造とお客様主義」の実現に向けて、「社員と家族の心身の健康を重要な経営資源の一つ」と捉え、社員の健康維持、増進に対する積極的な支援と組織的な健康づくりを進めている。
具体的には年に4回、社員の意識調査を実施。ここでの声を反映しながら健康アプリの導入やインフルエンザ予防接種の全額負担、スポーツジム入会金の補助など、幅広く支援している。こうした取り組みで「残業が減り、家族と過ごす時間が増えた」(中堅社員)、「さまざまな補助や優待制度があり、社員や家族を大切にする会社だと実感」(若手社員)など、ES向上にも結びついている。
ホワイト500の認定は22年が3回目。「年々難易度が上がり、常に課題の把握と改善が求められる」として、地道に制度や施策の質向上に取り組んでいる。「成果を出すのは『人』。社員に投資することで、意欲を高め、成果を上げていきたい」(大橋社長)とし、引き続き社員が健康で、生きがいを感じられる会社づくりを推し進めていく。