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連載 自動車業界入門 ⑮自動車整備
自動車整備は分解整備と車体整備(板金・塗装)に大別できます。分解整備はエンジンやブレーキなどを取り外して行うもので、設備や人員などの条件を満たし国の認証を取得する必要があります。そのうち検査ラインなど...
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連載 自動車業界入門 ⑭トラック市場
2020年度(20年4月~21年3月)の普通トラック(積載量4㌧超)の新車販売台数は、前年度比6.5%減の8万5868台となり、3年ぶりに減少しました。新型コロナウイルス感染症の影響で需要が低迷したこ...
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連載 自動車業界入門 ⑬中古車
ユーザーが車を乗り替えた時に手放した車が中古車になります。手放された車は、ユーザーが次の車を購入した販売店が下取りして直接、中古車として売るケースもあります。しかし、在庫を抱えるよりも早く現金にした方...
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連載 自動車業界入門 ⑫通商問題
日本の自動車産業は、グローバルな事業展開に力を入れています。国内市場の成熟が進む一方、伸びしろがある海外事業の経営に及ぼす影響が非常に大きくなりました。 かつて日系メーカーは車両輸出が...
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連載 自動車業界入門 ⑪燃費規制
世界的にカーボンニュートラルの潮流が大きくなる中、自動車の燃費に対する関心が一段と高まっています。電気自動車(EV)がラインアップの拡大に伴い販売台数を伸ばしています。しかし、本格普及のハードルが依然...
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連載 自動車業界入門 ⑩自動車税制
日本の税収で自動車は太い柱を担っています。2020年度の租税総収入額は108兆9885億円で、このうち、自動車関係諸税は8兆8092億円。全体の1割に迫る額を占めており、国や地方自治体にとって貴重な財...
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連載 自動車業界入門 ⑨輸入車市場
輸入車には、海外自動車メーカー製の車両「外国メーカー車」と、日系メーカーが海外生産する車両「国内メーカー車」があります。 このうち外国メーカー車の新車販売台数は、2017、18年に2年連続して3...
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連載 自動車業界入門 ⑧国内市場
国内の新車販売台数は、2019年度まで概ね500万台を超える水準で推移しました。しかし、20年度は465万6632台となり、前年度と比べ7.6%減少しました。新型コロナウイルス感染症の拡大による政府の...
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連載 自動車業界入門 ⑦海外生産
日系自動車メーカーの生産拠点は、北米や欧州、アジア、中南米など世界中に広がっています。現地生産は単独もしくは地元企業との合弁で行われ、そこで作った車両は生産国や周辺地域で販売されます。需要のある場所で...
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連載 自動車業界入門 ⑥国内生産
四輪車の国内生産台数は、このところ1千万台弱で推移しています。ピークは〝バブル景気〟の最中だった1990年の1348万台。その後は国内新車市場の低迷や為替の影響を避けるため海外生産を増やした結果、1千...